中小企業家・オンラインで生き抜く

ハマ企画に田中友尋が発信・中小企業経営者(非IT経営者)に向けて経営者のあり方とオンラインマーケティングのやり方を伝えます

経営理念が私を救った

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「頭がおかしいのでは?」

他人と話をしていて、話題がすっとんきょなとこに飛んだり、発想が移り変わったり。

子どもの頃から変わり者でした。

勉強嫌いだけど妄想好き、一人部屋でヒーローになって見えない敵と戦っていました。

 

別に仮面ライダーに変身したいわけではありませんがいつもヒーロでした。
個人的には仮面ライダーWとフォーゼが好きです。Wは笑いではありませんよ(笑

 

さて本題へ。 

経営理念が私を救った

起業歴15年(2015年現在)、経営者として会社をどう舵取りをすべきなのがわからないかった。

 

経営理念が私を救った。

 ここで伝えたいコトバです

なぜ私が「会社を経営しているのか」がわかった

香川の大社長との出会い

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2014年とある方のご紹介で香川でWebマーケティングの企業研修をすることとなりました。

その企業の社長(中小企業家)との出会いがこの先の人生を変えました
私「中小企業をお客さまとし集めるためにはどんなことが必要ですか?」
香川の大社長「経営理念や、田中さんとこの経営理念があればちゃんとした中小企業も集まってくる」 

経営理念?
その当時、経営理念の大切さは理解していましたが、それほどのものとはわかりませんでした。

私「経営理念つくるにはどうしたらいいですか?」 

香川の大社長「同友会で学んでみ」

謎の集まり中小企業家同友会との出会い 

私「同友会はどこがいいんですか?」

大社長「聞いてみるわ…」しばらくして
大社長「愛知!」

私「うち横浜なので参加が…」

大社長「また聞いてみた、ほなら東京じゃ、会社沢山あるし活発やで」

 

その日のうちに東京中小企業家同友会に連絡し後日事務局の佐々木さんがいらっしゃった。 〜割愛
なにもわからずに渋谷支部に所属となる。

そして支部活動から…謎だらけ 自社のことを語る その意味が全くわからない。

「私は経営理念だけつくったら辞めよう」
そう思い 大社長に「なんかよくわからない集まりで飲み会の経営者ばっかりですよ」と伝えた

大社長「田中さん、沢山あわんとな、2割あかん経営者で2割はすごい経営者、6割は切磋琢磨してるええ経営者、かならず会えるから」

経営指針成文化という道場

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2015年8月 東京中小企業家 経営指針成文化が始まりました、ここから12月まで経営指針をつくるために学ぶことに

初日、新富町の印刷会館には不思議な空気が…なんだろう
大きな声で入ってきた大柄なスーツ姿の人「うぁ、苦手 、元気印の固まりな人
この方が後に私を救ってくれた方 江東区の電気屋さんの企業家さんでした。

ここから細い解説は省きます。

その時の私は、なんか斜に構え「なんなのこのひとたち?」そんな気持ちだけでした。

今から考えると自分の弱さまる出しで、自分を守りたいという鎧いのかたまりでした。
私も40年以上生きてきて気がつかなかったのですが、私はとても怖がりで対人恐怖症予備軍。

救ってくれた方々とすごくぶつかりました。

この成文化では途中自体の方(辞める方)もいらっしゃいます。
私は辞めるなんてこと全く思いませんでした。

いつも「なに」「なんで」「どうして」伝わらないの…そればかりが頭を駆け巡りました。 
そして12月の経営指針発表会、これはあくまでもリハーサルです。

この会をもって経営指針成文化は終了(卒業)します。

 

しかし私はまだ何も学んでいない、学びたりない、悶々とする… 

経営指針成文化のサポーターという助言者

経営指針をつくり会社内と関係者に発表するも、何か伝わっていない。

なぜだろう。

これは私の中でまだ何もできていないから。

2016年8月私は再び経営指針成文化を受けることとなりました。
ただし今回はサポーターという受講生に対する助言者としてです。 

実は2015年12月終了後早々にサポーターに立候補していましたので、経営指針成文化に対する覚悟はできていました。

 

新しいサポーターの皆さん、受講生さん
相変わらず心では鎧と人見知りで全てな私は固まりそして恐怖しかありませんでした。
こんな私で務まるのか…。

その自信のなさが私のサポーターとしての発言に現れていた。 

サポーターには継承経営で悩んでいるリーダー、経営者経験が長い科学性企業家、冷静沈着で人格者な企業家。
(悩んでいるリーダーさんには今も沢山の助言をいただいています)

皆さんの発言はとても新鮮で昨年の自分を振り返りながら向き合う。

受講生さんも継承と起業した企業家さん それぞれの課題に向き合い、指針を成文化していく様子が前の年の私をみるようで。
 

そこで少し変化が。

 

傾聴力が増し、ひとつひとつの言葉を学ぶようにしてていたのです。

受講生さんからの声に耳を傾けて徹底的に考える
受講生さんの気持ちになり、時には受講生さんの社員の気持ちになり考える。

 この姿勢から生まれたのがハマ企画社内でほぼ毎日開催しているハマ企画会議なのです。

私がここで学んだことは傾聴と企業家としての覚悟であり使命 

しかし2015年に剥がされた鎧。

鎧がなくなった私は自身のない自分に怯える企業家となり…

経営指針のプロジェクトに関わるという責任

2017年は「経営指針成分化」をつくるプロジェクトに関わりました。
1月から6月まで毎月 経営に向き合いながら経営指針成文化を組み立てる
経営指針成分がどのように作られているのか、各講の意味を学ぶとともに

経営者から生の意見を聞く。 

そこで数字に強い企業家(とても尊敬している若き企業家)に懇親会でひとこと
「あなたは何のために経営しているのですか?社員さんはいらないじゃない、ひとりでやればいいじゃない」 

「グサーーーー」っと突き刺さる

まさか私がまだそんな風にまわりに発信しているとは思ってもおらず。
そこから3ヶ月間徹底的に向き合いました。

社員からは「ありのままの田中さんでいいですよ」と言われていても、それでは変わらない、変わることができない…毎日・毎晩自分を責め続けました。

自分に怯える企業家はさらに怯えが増す。

あまりも酷いため心療内科に行ったところある事実が判明 

「あなたはADHDです」

私は普通の人ではなかったのです、いわゆる発達障害
日本では発達障害は障害者です。海外では素晴らしい個性となる
人とは違う自分、医療の側からもそう認められることに。 

ADHD企業家としての自分とどう向き合い、社員は社会と共に学べばいいのだろうか
一部のサポーターから「休んだら?」とまで言われるくらい悩む。

その前後、私は経営指針成文化のグループリーダーに任命さる
(経営指針成文化は受講生さん4名とサポータ4名で数グループつくられます、この年は10グループ)

ここでまた他の学びがでてきました。
責任者としての在り方 

  • 2015年は自分に向き合い自己否定
  • 2016年は1年前の自分に向き合い社員の気持ちとなる
  • 2017年は責任者としてまとめあげる自分をつくりあげる

2017年は人が変わったように自信が蘇ることに。
これは私にグループメンバーを選ばさせていただいたプロジェクトリーダーのおかげ。 
過去のリーダー経験者、経営指針成文化の同期で熱い男、Web業界の仲間でもある左脳の経営者
リーダーとして自信喪失をしている私と供に受講生さんを成文化していく責任のある5ヶ月間 

同じ経営指針でも毎年違う学びがでてきたのです。

 

この3年で なぜ私が「会社を経営しているのか」がわかった がわかってきたような気が、でもまだまだもっと実践が必要。

企業家は私の使命

企業家は社会的に覚悟が必要

企業家が経営する中小企業は社会的責任があり

その責任のための法人という人格を形成しなければなりません。
そのためにはたくさんのコトを行い、毎回課題に向き合い続ける。
そして変化とともに変わり続けること

 これが「私が会社を経営している意味」なのでしょう

経営者は自分に向き合うことが大切だから

繰り返しとなりますが「自分に向きあること」企業家や経営者はまずここが大切です。

自分に向き合えないから、

  • 他人のせいにしてしまったり
  • 目の前売上をばかりを追いかけたり
  • 社員さんにパワハラをしたり

 

 そんなことをするのです。

意味わかります?

自分に向き合えない、自分の本質が理解できない経営者は会社を経営できないのです。
「会社と社会」もとは同じ、社会性のない会社は会社にあらず。
社会性を会社で生み出すためには人間性が大切、人間性には様々な解釈はありますが、
この場合、企業家としての人間性です。

企業家が人間性を出すためには正直になる必要があります。

正直とは自分に向き合うなのかも。

正直になれない企業家は嘘偽りでかためられ、嘘と偽りのために嘘を重ねる。

嘘のミルフィーユみたいな会社は社会的にどうですか? 

価値ありますか?

「金儲けすればええやん」とあります。
金儲けは大切です、しかし金儲けは価値の代償です。 

世の中に認められた価値だからこそ、お金が集まり儲かるのです。 

認められた価値を生み出す会社に大切なのは まずは 自分に向き合った経営者の覚悟なのです。(大企業はのぞく)

経営理念は会社を救う

私が経営するハマ企画にも経営理念はあります
これはまだ完成していません。
経営理念の中にある「共有」という言葉、社員からは「共有は強要するものではないからおかしい」と指摘されています。

その通りです。 

私はまだまだ完全に自分には向き合いきれていません。
ただ今の自分を表現する指針のひとつ、経営理念。

この理念にもとづき会社を経営し、商品・サービスを生み出しています。 

まだ未完成であれ経営理念があれば、社員も取引会社も「どんなことをする会社なのか」が理解できます。 

理念は会社の軸。

軸さえあれば会社はなりたち。そして会社を危機から救います。

(私が資金繰りで苦しかった時、経営理念があったおかげで銀行から融資をもらうことができました、本当の話です)

 

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