中小企業家・オンラインで生き抜く

ハマ企画に田中友尋が発信・中小企業経営者(非IT経営者)に向けて経営者のあり方とオンラインマーケティングのやり方を伝えます

広告費は3%て本当?ホームページ制作や運営・コンサルなどの費用はどこから出るの?

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「広告費は3%て本当?ホームページ制作や運営・コンサルなどの費用はどこから出るの?」

以前から疑問に思っていた。

Googleで検索をして出てくる記事、それなりのことを書いているが、出典や根拠がかかれていない。
それを真として私たちが用いていいのか?という疑問

私は経営者であり、そしてWebマーケティングを元にしたコンサルを生業としている。

ウェブ解析士のマスターでもあるので、元がわからない数字も使うと川崎にいる尊敬するビールが主食の大先生に怒られてしまいます。(冗談です)

 

結論:あるあるの広告費は3%ではありません

 

中小企業庁の数字を調べたよ

電通さんなどの大手代理店は取扱の数字から指標を持ってきます。
そもそも論として、電通さんのお支払いができるのは中小企業の中でも「大きな」中規模事業者、ほとんどが大企業でしょう。
そうなると私が採用するのは中小企業庁の数字となります。

中小企業庁:中小企業白書 

3,809,228社(非1次産業の数)この数字は日本の企業の構成比の99.7%となります

 

中小企業庁さんの調査「中小企業庁:中小企業実態基本調査」から

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調査対象の中小企業

調査対象は大切です、スクリーンショットから

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全国11万社からで、業種毎に対象を定めています。

中小企業の抽出方法

ここもスクリーンショットですみません

f:id:o568774832:20180913181440p:plainこのあるのは統計学を学んだかたならわかりますよね。これかなり大切なんです

※このスクリーンショットか平成30年のもので、これからの調査する詳細です。

広告費を導く方法

中小企業庁のサイトから「平成29年確報_売上高及び営業費用_産業別・従業者規模別表」というEXCELをダウンロードします。

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ここからは簡単、少々手間がかかりますが…、売上に対する販管費の中の広告費を比率化すればいいのです。

 

中小企業のおける広告費はこれだ!

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どーん。
いかがですか? 3%という数字がどこにありますか???

これは平成28年(29年報告)の実数値です、実際中小企業がかけたコストの真実です。

5人以下の情報通信業のみ3%を超えて4.16%

この数字を見ると、従業員数の少ない会社の方が広告比率は多く。
情報通信業も広告費率が多い。

ただこれはそのまま数字にしただけですので、他の方法もあります。

深掘りしたい方は中小企業庁からEXCELをダウンロードしていろいろと傾向を分析してくださいね。

 

ホームページ制作(運営)やコンサル費用は広告費だけど…

税理士さんと話をするとホームページ制作やホームページに関連するコンサル費用あ広告費に含まれます。

ただし5年以上変更を加えないシステムが紐付いているとホームページそのものが広告費ではなくなり資産と変わります

なので、ホームページ制作を単純に広告費と言ってしまうとちょっと違和感が出てしまいます。

これは極論ですが経営層が「ホームページを使ってどうしたいのか?」という意気込みとなってしまいます。

となると事業計画(単年度や中期)または決算数字の調整になる可能性もあるのです。

 

裏返すと(Web屋視点)この指標を元に宣伝する業界や売上規模もおおよそわかるのです。

 

所感というかまとめ

ハマ企画はWebコンサルティング会社です。いろんなお客さまと出会えることを楽しみにしていますが、やはり売上は大切。

売上と考えた場合、どこに我々のお客さまがいるのかを知ることも大切なんです。

私たちがWebコンサルを行うお客さまへはこれよりさらに深く詳しく分析をします。

だからこそ、私たちが関わるお客さまは事業成果がでて成功をするんです。

(自信あります、本当に)

 

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